出発3時間前には空港へ

ダニエル・K・イノウエ国際空港のチェックインカウンターダニエル・K・イノウエ国際空港のチェックインカウンター

 いよいよ日本へ帰国。後ろ髪を引かれながらもダニエル・K・イノウエ国際空港へ向かいます。こちらも日本の空港同様、チェックインカウンターがとても混み合うため、出発3時間前を目安に到着するようにしましょう。チェックインカウンターでは、パスポートと「MySOS」のQRコード画面を提示すればOK。

時間帯によっては検査までのラインがかなり混雑する時間帯によっては検査までのラインがかなり混雑する

 託送荷物を預けて、セキュリティ検査へ。パスポートと搭乗券を見せたら、手荷物はX線検査、旅行者は全身スキャナーを通ります。問題なければ、ゲートへ進みましょう。日本同様、刃物類や液体類は持ち込めないので手荷物の中に入っていないか確認を。

空港内ゲートラウンジは
ブランドショップ以外営業

すべてのショップがオープンしているわけではないが、にぎやかすべてのショップがオープンしているわけではないが、にぎやか

 ゲートラウンジは免税店やフードコート、レストランやカフェなどは営業しています。搭乗時間までおみやげを買ったり、食事をして過ごすとよいでしょう。ほとんどの高級ブランドショップは休業していました。

 機内では、「携帯品・別送品申告書」が配布されます。検査を受ける1家族ごとに代表者が1枚受け取り、記入するようにしましょう。

日本到着!
パスポートと「MySOS」を準備

初めに渡される検査判断シート初めに渡される検査判断シート

 日本に到着したら、検疫ブースを通ります(ここで体温の測定も行われます)。その後「MySOS」の有無を確認され、QRコードの画面を提示すると写真のような検査判断シートを手渡されるので二次検査へ。万が一「MySOS」を登録していなかったり、不備があってブルーの画面になっていない場合は、このタイミングであらためて登録し直すことができます。

ブルーの紙を持って入国審査へブルーの紙を持って入国審査へ

 次のブースへ進み再度「MySOS」のQRコードとパスポート、検査判断シートを渡し問題がなければ、検疫所発行のブルーの紙と健康カードをもらい入国審査へ進みます(ブルーの紙は入国管理局のスタッフに提示が必要)。健康カードは帰国後待機が必要な人のみ記入するものなので、「MySOS」が無事に登録できていればハワイからの帰国の場合は記入不要です。

 このあとは通常通り、「顔認証ゲート」を利用して入国審査を終えたら荷物を受け取り、税関であらかじめ記入した「携帯品・別送品申告書」を検査官へ渡して無事帰国となります。

 今後は、9月7日以降、日本帰国の72時間前陰性証明書が条件つきで免除となる点が追い風になりそうですね。また、万が一現地で陽性になってしまった場合は5日間の自主隔離が必要。商品によって適用範囲は異なりますが、海外旅行保険に加入していれば延泊代や航空券のカバーもあるため、必ず保険には加入するようにしましょう。しっかり事前準備や対策をして、思う存分久しぶりのハワイを満喫してくださいね。