KDDIが目指す
日本的なジョブ型雇用とは
この人事制度では、業務を細かく分けて規定する欧米のジョブ型とは異なり、大ぐくりで30の業務領域を設定。全社員がそのどれかに属する。23年度卒新卒採用についても「OPENコース」と「WILLコース」を設け、WILLの場合は初期に配属する領域を確約している。
「WILLコースへの応募者は、これまで学んできた専門性や経験を生かして活躍したい人が多いです。OPENコースも、入社前の面談にて希望や適性を踏まえて、業務領域を決めていきます。入社後は月に2回行われる上司との1on1ミーティングの中で、本人の意思と上司のアドバイスを基にその後の業務領域を検討します」
他にも、新卒の一律初任給を撤廃し最短2年で経営基幹職(管理職)に就ける。人間力を含めた新しい人事評価制度に魅力を感じる学生が増えているそうだ。
早めに確認したい
志望企業の採用スケジュールと形態
就活生としては、志望する企業はどんなスケジュールや採用形態で募集しているのかを確認することが大事だ。ネットのほかOB・OG訪問などを通じて早めに情報収集し、積極的に行動したい。
就活はゴールではない。学生時代に何を考え、どう行動したかという延長線上に充実したキャリアがある。