成功率96.6%のダイエットとして、今、話題の書「3か月で自然に痩せていく仕組み~意志力ゼロで体が変わる!3勤1休ダイエットプログラム」(野上浩一郎著)。ダイエットにつきものの「我慢」や「意志力」が不要なのに、3か月でするすると自然に痩せて2度とリバウンドしない体が手に入るのは、「ダイエットが続く仕組み」や「挫折ポイントの抜け道」が、しっかり緻密に組み込まれているから。飲んだり食べたりすることが多くなる年末年始に向けて、どのようなことに気を付ければよいのか、野上先生に聞きました。

【年末年始に要注意!】「なぜか太りやすい人」が食事中に無意識にやっているNG行動Photo: Adobe Stock

自分の胃袋を「ゴミ箱化」しない!

 年間年始には、たくさんのごちそうが目の前に並ぶシーンが多いと思います。そんな時、「せっかく作ってくれた料理だから、残さず食べなきゃ!」と、お腹がいっぱいであっても、無理をして食べることはありませんか?

 でも、あなたの胃袋は、ゴミ箱ではありません。残飯を出したくないという気持ち自体はとてもよいことですが、あなたの胃袋をゴミ箱にする前に、一度立ち止まってみてください。

 料理がお皿に残っていたら、自分だけで何とかするのではなく「最後の一つですが、どなたか食べませんか」とまわりに伝えてみる。

 また、「もう少しいかがですか」と声をかけられたら「ありがとうございます。十分にいただきました。ごちそうさまです」と感謝の思いを伝えてみる‥‥‥。

 相手を思いやる方法は、自分の胃袋へ強引に料理を押し込む以外にもあります。

 せっかくの美味しく楽しい時間です。料理を作ってくれた人を気遣うように、あなた自身の心と体も大切にしていきましょう。

*本記事は「3か月で自然に痩せていく仕組み 意志力ゼロで体が変わる!3勤1休ダイエットプログラム」をベースに編集・構成しております。

著者/野上浩一郎

治療家・ダイエットコーチ・バランス整骨院 中原院長
大学卒業後、IT系企業に就職するも「もっと人と関わる仕事をしたい」と転職。その後、修行時代を経て2015年に神奈川県で整骨院を開業。開業して「痛みと同じくらい肥満に悩む人が多い」と気づき、ダイエット指導を開始。コロナ禍では、コーチングをベースにした90日間のオンライン・ダイエットプログラムを提供し、その参加者のダイエット成功実績は96.6%を誇る。のべ3万人の施術経験と、600人のダイエット指導実績あり。

監修/西井義典

医師・西井医院院長

2000年、三重大学医学部卒業。三重中央医療センター、松阪厚生病院などを経て、三重県松阪市の医療法人である実家の西井医院を継ぐ。専門は呼吸内科だが、開業後は「地域のかかりつけ医」として検診から高血圧・高脂血症・糖尿病・痛風といった慢性疾患などまで、幅広く診察している。