中国国家統計局が17日発表した2022年の総人口は14億1200万人となり、21年の14億1300万人から減少した。減少は1960年代初め以来。  出生率の低下が何年も続いた結果、人口が減り始め、同国は歴史的な転換期を迎えた。長年にわたり世界最大の人口を誇ってきた同国にとって新たな現実となった。  60年代初頭は、毛沢東が主導した「大躍進」政策を受けて飢饉が発生し、深刻な影響が出ていた。  22年の出生数は956万人で、21年の1062万から減った。人口1000人当たりの出生数は6.77人となり、21年の7.52人から低下した。 。