【ダボス(スイス)】スイスで今週開催されている世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で企業幹部や政府関係者らは、地政学的な対立、テクノロジーのデカップリング、保護主義によって世界のビジネスと政治の状況は一段と変化し、新たなリスクや脅威、そして一部の人たちにとっては機会が増えていると述べた。 国際通貨基金(IMF)のギータ・ゴピナート筆頭副専務理事はインタビューで、「われわれは地経学的分断について非常に懸念している」と述べ、加盟国との会話やダボス会議でも「これはよく出てくる話だ」と指摘した。 ゴピナート氏によると、その影響はまだ貿易額には表れていない。
