――投資家向けコラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  別離はほろ苦いものだ。じきに別れを告げるパートナーが感じよく振る舞うときはなおさらだ。  米製薬・日用品大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は24日開いた22年10-12月期(第4四半期)決算の説明会で、コンシューマーヘルス部門を年内にスピンオフ(分離・独立)する計画であることを確認した。J&Jはすでに今月、新会社「Kenvue(ケンビュー)」として新規株式公開(IPO)を申請している。