――投資家向けコラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  マイクロソフトの直近の四半期決算は、まるで過去からの突風にあおられたようだ。しかも良い方向にではない。  ソフトウエアの巨人である同社は、パソコン(PC)用基本ソフト(OS)ウィンドウズに依存していた時代から大きな進歩を遂げた。だがウィンドウズは今も利益率の大きいビジネスであり、PC販売が不振になればマイクロソフトの業績を圧迫しかねないほどだ。そして販売不振は現実となっている。