例の問題がまた別の場所で浮上した。マイク・ペンス前米副大統領のインディアナ州にある自宅で、機密扱いの印が付いた文書が見つかったのだ。その文書は直ちに連邦捜査局(FBI)に引き渡された。次に地下室の資料棚をダブルチェックする不本意な作業を行う元政治家は誰だろう。メリック・ガーランド司法長官は、疑惑を持たれた者全員に対して特別検察官を任命する用意があるだろうか。ペンス氏の弁護士が1月18日付で米国立公文書記録管理局(NARA)に送付した書簡の中で明らかにしたところによると、ジョー・バイデン米大統領がデラウェア州の自宅で機密文書を不法所持していたことが明らかになったとの報道を受けて、ペンス氏は外部の法律専門家を雇って、自身が保有する文書類を精査させた。その際に見つかったのは「前政権末期に機密文書と認識されないまま箱詰めされ、当時の副大統領の自宅に運ばれてきた、機密扱いの印のある少数の文書」だったという。