ロシアの侵攻開始から1年を迎えた24日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)は誇りと抵抗への決意に包まれた。自国より強大なロシアへの不屈を改めて誓うとともに、占領地奪還に向けて攻勢をかける構えだ。キーウの国立歌劇場では「ウクライナ:自由と不屈」と題するコンサートが開催された。今週ジョー・バイデン米大統領やイタリア、スペインの首相がウクライナを訪問したのに続き、この日はポーランド首相などハイレベルの各国代表が現地入りした。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は聖ソフィア大聖堂前の広場で軍事式典を開いた。軍高官らも出席した式典はテレビ中継され、市内の安全な様子を伝えた。