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高騰するマンションに戸建て。不動産バブルは弾けるのか否か。憧れのマイホームを賢く、お買い得に手に入れるのは、果たして今なのか。特集『高騰と金利上昇に勝つ！「マンション＆戸建て」購入術大全』（全9回）の＃1では、不動産業界関係者への徹底取材を基にマイホーム市況のゆくえを大予想。失敗しない買い時を探る。（ダイヤモンド編集部 堀内 亮）
「週刊ダイヤモンド」2023年2月18日号の第1特集を基に再編集。肩書や数値など情報は雑誌掲載時のもの。
不動産バブルが弾けるか否か
買い時の見極めが難しい局面に
憧れのマイホームを買うなら、その買い時を見極めたい。しかし、その見極めが難しい局面に突入している。
最大の焦点は、不動産バブルがはじけるのか否かである。日本銀行が昨年末、事実上の大規模金融緩和政策を修正し、長期金利が上昇。今年4月に任期満了を迎える黒田東彦総裁の後任、植田和男氏がさらなる政策変更に踏み切る可能性もあり、市況の先行きに不透明感が漂う。
もっとも新築と中古では、市況の行方が大きく異なる。
次ページからは、業界関係者への直撃取材とデータを基に、マンションと戸建て、新築と中古それぞれの市況の行方をつまびらかにする。マイホームの買い時を探る参考になるはずだ。
