上り1位は関越道の藤岡JCT→鶴ヶ島IC
上りの1位は、関越自動車道の藤岡JCTから鶴ヶ島IC間だ。ピーク時の渋滞長は下りの1位と同じ40km。通常なら約25分で通過できるところを、ピーク時は約1時間20分かかると予測されている。5月5日(金曜日)18時頃がピークの見込みだ。
この区間は、上信越道(長野・上田方面)を走るクルマが藤岡JCTから流入するため、連休終盤にはどうしても渋滞が起きやすい。
また、途中の高坂サービスエリア近辺にも「サグ」があり、交通量の多い時期には大きな渋滞が発生する。追い越し車線のクルマも速度を落とすとさらに渋滞につながるため、NEXCO東日本ではこの区間での左車線キープ(キープレフト)を推奨している。
さて、こちらも渋滞を回避する方法はあるのだろうか? NEXCO東日本は、5月5日は藤岡JCTを13時よりも前、もしくは23時以降に通過する場合の所要時間を約30分と予測していて、これらの時間帯の利用をすすめている。
しかし、この区間の上り線はGW中ずっと混雑が続いている。また、北関東道を経由して東北道に進んでも、こちらも羽生や加須などで恒常的に渋滞が発生している。もし熊谷や上尾、大宮あたりが目的地であれば、北関東道・伊勢崎インターチェンジから上武道路~熊谷バイパスと、一般道のバイパスを使って国道17号(中山道)に入るという手もある。
最後に、道路交通状況は事故や気象などの影響で刻々と変化する。出発前や移動中は、最新の道路交通情報を確認してほしい。また、ドライバーのちょっとした心掛けが渋滞の緩和につながる。交通混雑期には事故が多発するので、くれぐれも安全運転と早めの休憩を心掛けてほしい。