関関同立の中でも
立命館大学が特に強い

 22年は3社ともトップ3に変動があった。セブンは前年5位だった東洋大学が1位、早稲田大学(前年同率5位)と関西大学(前年8位)が同率2位に浮上した。

 ファミマは前年圏外だった関西学院大学が1位に浮上し、2位は立命館大学で変わらず、同率3位に創価大学(前年7位)と立教大学(前年圏外)が浮上した。
 
 ローソンは前年3位の立命館大学が1位に、同率2位に中央大学(前年圏外)と明治大学(前年6位)が浮上した。

 関関同立の強さは相変わらずだが、MARCH(明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学)、日東駒専(日本大学・東洋大学・駒澤大学・専修大学)といった私立大学を中心に幅広く学生を採用。コンビニ大手3社の採用大学数が、21年の20校から22年は26校に増えており、より多彩な顔触れになっている。

 ランキング全体を見てみると、3社すべてにランクインしているのが昭和女子大学、創価大学、早稲田大学、中央大学、立命館大学だった。関関同立の中でも、特に立命館大学の強さが目立つ。
 
 *この記事は、株式会社大学通信の提供データを基に作成しています。

【ランキング表の見方】
医科・歯科の単科大等を除く全国743大学に2022年春の就職状況を調査。558大学から得た回答を基にランキングを作成した。就職者数にグループ企業を含む場合がある。大学により、一部の学部・研究科を含まない場合がある。東京大学は「東京大学新聞」、京都大学は「京都大学新聞」より集計。大阪公立大は統合前の大阪市立大と大阪府立大の実績を掲載した。(調査/大学通信)