コロナ禍で仕事に対する若手の価値観の変化はますます加速している。その中で、若手が働きがいのある会社にするためには何が必要か、Great Place To Work Institute Japanが発表したデータを基に解説する。(ダイヤモンド・ライフ編集部 大根田康介)
ランキングトップの特徴は
報酬・利益分配・能力開発の充実度
2023年7月、Great Place To Work Institute Japan(以下、GPTW Japan)は、日本における「働きがいのある会社」若手ランキング2023年版を発表した。
GPTW Japanは、認定・ランキングにエントリーした企業へアンケート調査を実施し、調査結果が一定水準を超えた企業を「働きがいのある会社」として認定している。今回のランキングは、その中から特に若手の働きがいに優れた企業を規模別に上位5社選出したものだ。
ランキングは、大規模部門(従業員数1000人以上)、中規模部門(同100~999人)、小規模部門(同25~99人)という3つのカテゴリーに分かれている。では、ランキング上位の会社はどんな取り組みが評価されたのか。