コピーですぐに使える!ChatGPT100選 職種別・業種別・部署別#21Photo:PIXTA

企業の組織全体に関する事務処理全般を担う総務部。大量の書類をさばかねばならず、効率化が求められるこの部署こそChatGPTは大活躍する。社内からの問い合わせ対応をしたり、見知らぬ相手に角が立たない督促メールを出したり、議事録を自動作成したりすることも可能になるという。特集『コピーですぐに使える!ChatGPT100選 職種別・業種別・部署別』(全32回)の#21では、住友商事、NECに聞いたプロンプトも紹介する。(ダイヤモンド編集部 鈴木洋子)

「週刊ダイヤモンド」2023年9月9日号の第1特集を基に再編集。肩書や数値など情報は雑誌掲載時のもの。

総務部が毎日直面する大量の書類仕事
ChatGPTが強力にお助け!

 滞りがちな社内手続きの確認、膨大な各種提出書類の処理──。組織全体の業務の後方支援を担う総務部は、実は各社でChatGPTが真っ先に取り入れられる部署でもある。

 企業の組織全体に関する事務処理全般を請け負い、社内の文書情報を一手に担っている総務部。社内規定に関する業務や他部署とのメールのやりとりなど、ChatGPTの活用シーンも多そうだが、具体的にはどんなプロンプト(指令文)を使えばよいだろうか。

 次ページでは、住友商事とNEC社内でそれぞれ実際に使われているプロンプトを見ていこう。