バラマキよりも重要なのは
雇用慣行の改善だ

 今の日本では、夫婦の約7割が共働きだという。その中で人々が仕事をしながら「子どもを産みたい」と思える環境を築くには、こうした風習の是正が不可欠ではないか。

 岸田首相が打ち出した新経済対策について考察した結果、くしくも多くの項目で、今後の日本に必要なのは「雇用慣行・労働環境の改善」だという結論に至った。これこそが解決すべき“真の課題”ということなのだろう。

 ここからも分かる通り、巨額のバラマキなどは本質的な課題解決にはつながらない。岸田政権は社会・経済を取り巻く深刻な諸問題から目を背けず、長期的な視点を持って、課題解決に地道に取り組んでいくことが重要である。