![Photo:Maskot/Getty Images](https://dol.ismcdn.jp/mwimgs/9/7/-/img_97a2e844b96a33f4274f683b2680f0867508018.jpg)
2030年までに10億人により良い教育、スキル、仕事を提供する──2020年1月に開催された世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で提唱された「リスキリング革命(Reskilling Revolution)」によって注目を集めたリスキリング、いわゆる“学び直し”。
日本でも経済産業省が「リスキル講座(第四次産業革命スキル習得講座)認定制度」を2017年に立ちあげ、厚生労働省の「教育訓練給付制度(専門実践教育訓練)」と連携して助成金を出す仕組みをつくるなど、新たなスキルの獲得を支援している。
コロナ禍による働き方の多様化、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進によって、職業などで必要とされるスキルが変化。こうした環境変化に対応するため、社会人が新たなスキルを習得する動きが活発になっている。ビズリーチが実施した「リスキリングに関する調査レポート」によれば、回答者の約5割がリスキリングに取り組んでいるという。
そうしたリスキリングの盛り上がりを背景に、2021年4⽉に立ち上がったのが女性向けのオンラインプログラミングブートキャンプ「Ms.Engineer(ミズエンジニア)」だ。
![Ms.Engineerの公式サイトのスクリーンショット](https://dol.ismcdn.jp/mwimgs/2/b/-/img_2bec73d5172a9f6aa12ab9c3464012cc4488207.png)
Ms.Engineerは未経験から最短6カ月でエンジニアを育成する、⼥性のためのオンラインプログラミングブートキャンプ。カリキュラムはシリコンバレー式のエンジニア養成スクールとして知られる「Code Chrysalis(コードクリサリス)」と提携を行っており、ライブ形式の授業で初心者向けの基礎的な技術のほか、応用技術を学ぶことができる。