1.2億円を調達、ジム内のDXに向けた開発強化へ

LifeCoachでは8月24日にXTech Ventures、THE SEED、W ventures、小泉文明氏、佐渡島隆平氏を引受先とした第三者割当増資により1.2億円を調達した。この資金を活用しながらプロダクトの開発や新店舗の出店を加速していく計画だ。

現時点では改善点もまだまだ多い。マシンのメンテナンスの頻度を始めとした運営体制に加えて、マシンの正しい利用方法の伝え方などユーザーのオンボーディング(定着)に関する取り組みなどは今後強化していきたい部分だという。

また今後は「ジム内のDX」に関する取り組みも進めていく方針。デジタル端末やクラウドカメラなどのテクノロジーも活用しながら、安全面の強化も含めてジム内での利用者体験の向上を目指す。

「(リアルなジムをフランチャイズモデルで広げていく)現在の事業は一見スタートアップらしくないと思われるかもしれません。ただ自分たちとしてはITの会社がフィットネスプロダクトを作っているという感覚でやっています。フィットネスジムの会社がIT化を進めていくのではなく、フィットネス業界に特化したITの会社として事業を進めていくことで、レガシーな産業を変革していきたいです」(加藤氏)