『ポケモンGO』や『ピクミン ブルーム』など、人気位置情報ゲームを生み出したNianticが新作タイトルを発表した。次にタッグを組んだのは、世界的人気タイトル『モンスターハンター(モンハン)』シリーズでおなじみのカプコンだ。新作タイトルの名称は『Monster Hunter Now』。

Nianticがこれまで培ったスマートフォン用GPS情報を利用したゲーム作りのノウハウと、カプコンのIPであるモンハンを組み合わせたゲームであることは、説明する必要もないだろう。9月にサービス開始の予定で、 4月25日より招待制のクローズドベータテストを開始する。なおベータテストの参加は、公式サイトにて受け付ける。

しかし、NianticはなぜモンハンIPを求めたのか。そしてカプコンはなぜNianticの打診を受け入れたのか。その理由について推察してみたい。

『モンスターハンター』シリーズと世界市場

Googleの社内ベンチャーだった「Niantic Labs」を、Googleから独立しNiantic, Inc.として創業したジョン・ハンケ氏。彼が自らカプコンへ赴き、モンハンシリーズのプロデューサーである専務執行役員の辻本良三氏に話を持ちかけたのが2019年。2019年といえば、『モンスターハンター:ワールド(MHW)』発売から1年強が経過し、有料DLC『モンスターハンターワールド:アイスボーン(MHW:I)』の発売を秋に控えていた頃の話だ。

モンハンシリーズは初代の発売から19年が経過しており、最新作『モンスターハンターライズ(MHRise)』の累計売り上げは1170万本。前作のMHWは世界1860万本を販売し、カプコンが販売している全ゲームソフト中で1位に輝いている。