新・理系エリート#49Photo:PIXTA

農・水産学系学部の偏差値は42年間でどのように推移したのか。ダイヤモンド編集部ではベネッセコーポレーションの協力により、農・水産学系学部の偏差値について42年間の推移が分かる早見表を作成した。特集『新・理系エリート』(全59回)の#49では、全国45学部の偏差値リストを大公開する。(ルートマップマガジン社取締役・編集長 西田浩史、ダイヤモンド編集部副編集長 臼井真粧美)

全国の農・水産学系45学部
42年間の偏差値推移を大公開

 理系の学部には、理学系、工学系、農・水産学系、医学系、歯学系、薬学系などがある。#49で取り上げるのは農・水産学系で、農学系、森林科学系、農芸化学系、農業工学・農業土木学系、獣医学系、農業経済学・経営学系、水産学系、畜産学系などの学科で構成されている。

 東京大学と京都大学は多くの学問分野で2強を形成している。しかし、農・水産学系は例外だ。この系統の学部では、受験生や研究者などからの京都大の評価が他の学問分野ほど高くないのである。

 では、どの大学の農・水産学系学部を受験するか。その重要な検討材料となるのが偏差値だ。ダイヤモンド編集部ではベネッセコーポレーションの協力により、農・水産学系学部の偏差値について42年間の推移が分かる早見表を作成。次ページでは、全国45学部の偏差値リストを大公開する。そして、京都大の評価が他の学問分野ほど高くない理由を明らかにする。