新・理系エリート#48Photo:PIXTA

デザイン工学系学科の偏差値は10年間でどのように推移したのか。ダイヤモンド編集部ではベネッセコーポレーションの協力により、デザイン工学系学科の偏差値について10年間の推移が分かる早見表を作成した。特集『新・理系エリート』(全59回)の#48では、全国18学科の偏差値リストを公開する。(ダイヤモンド編集部副編集長 臼井真粧美)

全国のデザイン工学系18学科
10年間の偏差値推移を大公開

 工学系の学部は、機械工学系、電気・電子・通信工学系、情報工学系、建築・土木・環境工学系、応用化学系、応用物理学系、鉱物・資源工学系、金属・材料工学系、商船学系、船舶・海洋工学系、航空・宇宙工学系、原子力・エネルギー系、経営工学系、生物工学系、デザイン工学系などの学科で構成されている。#48で取り上げるのはデザイン工学系だ。

 デザイン工学系は、工学と芸術双方の視点から、日用品や機器、建築物といったさまざまな対象物について、機能性の追求や環境への配慮などを施したデザインを研究する。この10年で募集人員数は減っている一方で志願者数は増えており、総じて人気がある。

 ダイヤモンド編集部ではベネッセコーポレーションの協力により、デザイン工学系学科の偏差値について10年間の推移をリスト化した。次ページでは、デザイン工学系の全国18学科について、10年間の推移が分かる早見表を公開する。