慶應義塾大学が全社で1位
関関同立、MARCHも上位に

 23年のランキングでは、3社いずれも1位は慶應義塾大学で、早稲田大学は三井住友海上で同順の1位、他の2社で2位だった。東京海上日動では慶應義塾大学が早稲田大学を逆転しており、前年に引き続いて早慶が際立つ中で、特に慶應義塾大学が強さを見せた。

 総じて、早慶、MARCH、関関同立が上位を占める結果となった。

 損保各社は、次世代の街づくり、生活者の安心・安全・健康な生活をテーマに、特に生活関連の業務を拡大している。

 最近では、サイバー攻撃のリスクが高まっているため、日本企業の間でサイバー保険の利用が広がっている。また、自然災害が増える中で、建物の損害をAI(人工知能)で自動算定するシステムやドローンによる現地調査など、火災保険や水害保険の迅速な支払いを支えるテクノロジーが注目されている。

 これらの分野に興味があれば、損害保険会社で学べることは多い。

*この記事は、株式会社大学通信の提供データを基に作成しています。

【ランキング表の見方】
医科・歯科の単科大等を除く全国749大学に2023年春の就職状況を調査。567大学から得た回答を基にランキングを作成した。就職者数にグループ企業を含む場合がある。大学により、一部の学部・研究科を含まない場合がある。東京大学は「東京大学新聞」、京都大学は「京都大学新聞」より集計。大阪公立大は統合前の大阪市立大と大阪府立大の実績を掲載した。企業名は大学通信の調査方法にのっとって表記しており、正式名称と異なる場合がある。(調査/大学通信)
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