CMソング「バイクを売るならGOバイク王」は間違い?

取材中のようす取材中のようす。左のマスクマンが本連載の筆者です

F:バイク王が年間に買い取っている台数はどれくらいですか。

澤:およそ10万台から11万台の間です。

F:11万台! そんなに!

澤:はい。それくらいあります。

F:その中から選ばれた2割をバイク王が売っている。そうなるともはや「バイク買い取り業者」とは呼べませんね。「バイクを売るならバイク王」は、看板に偽りありだ(笑)。

澤:はい。ですから最近の我々のコーポレートメッセージは「バイクのことならバイク王」です。「売るなら」ではなく「ことなら」に変えているのです。

F:バイクのことならバイク王。なるほど。

澤:買い取り、販売だけでなく、お店では修理やメンテナンスもやっています。

F:それはもちろんバイク王で買ったバイクだけですよね?

澤:いいえ。他店で買われたバイクも大歓迎です。最近はどこのバイク店も整備士不足で、メンテをなかなか受け付けてもらえないことが増えています。どこにも持っていけないままぼうぜんとしている人は「整備難民」なんて呼ばれています。どうぞ、ウチの店に持ってきてください。

F:私のバイクも見てくれますか?

澤:もちろんです。ご自宅は世田谷でお近いですよね。ちょうどいい。この本店へ持ってきてください。動かないのなら引き取りにも行きますし。

F:ありがたい。助かります。来週持ってきます。

 取材を通して、バイクのメンテまでお願いすることになりました。この話は次号に続きます。