歯医者「減少」時代#20Photo:Sunan Wongsa-nga/gettyimages

 大学の持続可能性を測る上で、収支だけでなく、資産を表す貸借対照表の指標も見逃せない。歯学部「淘汰危険度」ランキング(本特集#14『歯学部「淘汰危険度」ランキング2024【私立17大学】ワースト1の大学は国試合格率も3割で最下位』)に続いて、特集『歯医者「減少」時代』(全26回)の#20では、歯学部を持つ私立大学財務ランキングの第3弾、財務健全性を表す「純資産構成比率」ランキングをお届けする。(ダイヤモンド編集部 竹田孝洋、野村聖子)

財務健全性を表す
「純資産構成比率」ランキング

 大幅な定員割れに、低い国家試験合格率。残念ながら、私立大学歯学部の現状を見るに、今後の持続可能性に疑問符が付く大学は少なくない。

 そして、大学の財務分析もその持続可能性を測る指標として重要になる。次ページではその第3弾、資産を表す貸借対照表における関係比率の一つ、「純資産構成比率」ランキングをお届けする。