EV初!富士スピードウェイのオフィシャルカーに採用

富士スピードウェイのオフィシャルカーに採用された「IONIQ5 N」富士スピードウェイのオフィシャルカーに採用された「IONIQ5 N」(広報写真)

 インポーターインタビューが終わった後、面白いニュースが発表されました。なんとIONIQ 5 NがEVとして初めて富士スピードウェイのオフィシャルカーに採用されたのです。富士スピードウェイの関係者がIONIQ 5 Nの試乗会などで車両を体感し、その卓越した性能に驚き、これはいいと思ったことが採用の契機となったのだそう。

 プレスリリースによると、オフィシャルカーには体験走行会などで120km/h以上の高速走行に耐えられるパフォーマンスや耐久性が求められるとのこと。IONIQ 5 Nはその厳しい要件を満たす一台として高く評価されました。Hyundai Nというハイパフォーマンスブランドが出した初めてのEVであることも、採用の決め手になったとのこと。

富士スピードウェイのオフィシャルカーに採用された「IONIQ5 N」富士スピードウェイのオフィシャルカーに採用された「IONIQ5 N」(広報写真)

 富士スピードウェイのオフィシャルカーには、ローリングスタートやフォーメーションラップで、レーシングマシンを先導する『リーディングカー』、イエローフラッグが出た際にコースに入ってレーシングマシンを先導する『セーフティカー』、その他コースメンテナンスを行うクルマやレスキューカーなどがあります。SUVなどはレスキューカーなどで採用されています。

 IONIQ 5Nがどのシーンで使われるのかはまだ分かりませんが、リーディングカーやセーフティカーを務めるだけの性能は十分にあります。IONIQ 5Nがどのように活躍するのか、シーズン後半のレースが楽しみです。

(AD高橋)