完璧なリーダーシップは存在しない
時代の変化を読み取ることが不可欠

 リーダーは部下に期待を明確に伝え、長所を生かして能力を発揮してもらう。弱点はチームでカバーする。もちろん、部下はチームのフォローに甘えず弱点を克服する努力をしなければなりません。

 余談ですが、時代の変化に疎いリーダーは、どこの組織にもいます。自分のリーダーシップが完璧だと思い込んで、時代の変化に応じてやり方を変ることをしない人もいます。

 ですが、完璧なリーダーシップなどありません。リーダーも自分を高める努力が必要です。時代の変化に疎いことは自慢にもなりません。「なれる最高の自分」を目指すのです。

 そして、リーダーは時代の変化にも敏感である必要があることは言うまでもありません。もし時代の変化に疎いのなら、まずは、新聞やテレビのニュースにしっかりと目を通すことです。新聞記事などをきちんと毎日読んだりしていれば、変化を感じ取れるはずです。それができない人はリーダーには向いていません。

「散歩のついでに富士山に登った人はいない」ので目指す姿をきちんとイメージして自分を伸ばしてください。