コンサルティングの他に
有形商材を扱う企業が人気
男子学生の就職注目企業ランキングのトップ5は、1位アクセンチュア、2位NTTデータ、3位富士通、4位オープンハウス、5位キーエンスだった。
コンサルティング業界の人気が高まっており、野村総合研究所やアビームコンサルティングがランクインしている。また、銀行業界では三菱UFJ銀行が名を連ねている。
全体的に上位に位置するのは、富士通、日立製作所、NEC、パナソニック、三菱電機といった総合電機メーカーなど有形商材を扱う企業だ。
さらに、SkyやSCSK、伊藤忠テクノソリューションズなどのソフトウエア・情報処理・ネット関連企業もランクインしている。営業職で一獲千金を狙えるオープンハウスやキーエンスなども上位に位置している。
それでは、男子学生が注目する他の企業には、どのような働きがいや成長環境があるのか、実際に新卒入社した社員のクチコミ(原文ママ)を見てみよう。
「多様なプロジェクトとキャリアの成長機会からくる。挑戦的な課題を解決するために最先端の技術や戦略を駆使し、自分のスキルを常にアップデートできる環境が整っている。クライアントは世界的に有名な企業が多く、その中で自分の成果が直接ビジネスに影響を与える実感があるのも魅力」(コンサルタント、男性、アクセンチュア)
「日本一を目指す組織の一員として、また成長産業でもない不動産業界で随一の存在感を出している会社の一員でいることに誇りを感じられている部分がある。また、ありがちではあるが面前の顧客に購入を決断してもらって感謝されることがあるのでそれは何度経験しても嬉しいこと」(戸建て営業、男性、オープンハウス)
「大規模な案件や大手企業とのプロジェクトに参画できる機会が多い。その中で得られた成果が日常生活に行かれされる場面もあり、働きがいを感じる人もいるでしょう」(研究開発、男性、日立製作所)
「やりたいと手を挙げれば積極的に挑戦をさせてくれる風土であると感じる。最新のIT技術に触れられる機会も多く、自ら行動を起こすことでエンジニアとしてのパスが広がる」(SE、男性、伊藤忠テクノソリューションズ)