「ホストファミリーになると、自然と国際感覚が磨かれる」。そう語るのは、日米で学習塾を経営し25年間で延べ5000名以上のバイリンガルを育成しているTLC for Kids代表の船津徹氏。「こんなにも具体的で内容が詰まっているものは初めて!」「目からウロコ」と子育て世代に話題の書籍『「強み」を生み出す育て方』の中から、25年間の塾経営でたどり着いた【子どもの国際感覚の磨き方】をお届けする。
ホストファミリーになる→国際感覚を磨く近道!
「海外に行かなくても、国際感覚は育つ」とお伝えしました(詳細は『「将来、世界で活躍する子」の親が、日常生活で大事にしている意外なこと 【留学ナシでOK!】』を参照)
日本にいながら国際感覚を養えるもう1つの方法があります。外国人留学生にホームステイをしてもらうのです。
子どもが異文化や英語に興味を持ったら、さらに関心を高めるために長期間の「ホストファミリー」を検討しましょう。異文化圏からやって来た外国人留学生と生活を共にする経験は、子どもにとってはもちろん、家族全員にとっても英語力と国際感覚を養う絶好のチャンスです。
AFSは高校生の交換留学を主な活動とした国際教育交流団体です。留学生は世界の50ケ国から来日します。国籍にかかわらず誰もが英語を話すことができます。留学生の受け入れ期間は1週間から1年まで。ホストファミリーはボランティアですから協会からの金銭支援はありません。
AFSのウェブサイト(afs.or.jp)には、ホストファミリーの条件、アドバイス、体験談など、たくさんのサポート情報が掲載されています。それらを参考に外国人留学生を受け入れる不安や疑問を一つひとつ解消していき、ホストファミリーになることを前向きに考えてみましょう。
家が狭いから、マンション暮らしだから、誰も英語が話せないから、子どもがまだ小さいからと、ホストファミリーをあきらめる必要はありません。
留学生は、飾らない日常の日本の生活や習慣や文化を体験してみたいのです。地域のお祭りやイベントに参加したり、一緒にスポーツをしたり、海や山やプールで遊んだり、そんなごく普通の日常生活が留学生にとっては貴重な体験となります。
「活発で社交的」こんな子どもはパフォーマー気質かもしれません。パフォーマー気質の子どもは家庭でできる国際交流と相性バツグンです。
「わが子の気質を詳しく知りたい!」という方のために、著書『「強み」を生み出す育て方』ではオリジナル診断を掲載しています。
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子育て成功のカギは「強み育て」にある
子どもが社会の変化に翻弄されずに、自分らしく幸せに生きていくには、失敗や挫折に負けない「たくましさ」を確立しなければなりません。一生ものの武器になるたくましさですが、どのように育てれば良いのでしょうか?
たくましさが育つ要因は、家柄、血筋、遺伝ではありません。もちろん親の学歴や職業も無関係です。「子どもの潜在的な強みを引き出すこと」でたくましさは育つと断言できます。
つまり、子育てで最優先すべきは「強み育て」なのです。強みは、音楽でもスポーツでも勉強でも、なんでもいいのですが、習い事は強みを育てる最高のチャンスになります!だから習い事選びは「子育て成功」に直結するのです。