中国建機メーカーの台頭で、日本の「建機メーカーと商社」のタッグは曲がり角に差し掛かっている。日本勢は世界中に張り巡らせたディーラー網による保守サービスを強みとし、交換部品の供給などで高収益を上げてきた。しかし、中国勢とのシェア争いに敗れれば、過去の「強み」も「ドル箱」も同時に失いかねない。特集『建機 陥落危機 メーカー&商社“背水の陣”』では、背水の陣で臨む日本勢の生き残り戦略の真価を明らかにする。
#1 1月16日(木)配信
コマツの「ドル箱」を中国企業が浸食!油圧ショベル2000台の大型調達案件の半数を納入…日系vs中国シェア争い最前線
建機メーカーの勢力図に異変が生じている。成長著しい中国メーカーは自国の市場を席巻するにとどまらず、東南アジアでも存在感を増している。かつては値段の安さを武器にしていたが、今では技術力でも日系メーカーに追い付いてきているのだ。日本勢はかつて「ドル箱」だった中国市場を追われ、東南アジアでも縄張りを侵食されている。猛追する中国メーカーの動向と、王者・米キャタピラーに次ぐ立ち位置を死守すべく立ち向かう日系メーカーの戦略を明らかにする。
#2~
Coming soon
Key Visual by Noriyo Shinoda