ドナルド・トランプ氏の元顧問で、現在は同氏のMAGA(米国を再び偉大に)運動の支持者に人気のポッドキャスト番組「ウォールーム(作戦司令室)」で司会者を務めるスティーブ・バノン氏がウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)のインタビューに応じ、第2次トランプ政権の広範な政策課題について語った。バノン氏は現在、政府の支出と規模の抑制を最重要課題と考えている。しかし同時に、右派によるMAGA連合を永続的に構築することも重視している。バノン氏は、元民主党員のロバート・ケネディ・ジュニア氏をトランプ政権の厚生長官として承認するよう上院に働きかけることに多くの時間を費やしている。これは主に、ケネディ氏の「米国を再び健康に」運動の支持者をトランプ陣営に引き留めておきたいとの考えからだ。