車載ソフト大戦争#予告Photo:Just_Super,Qi Yang/gettyimages

次世代電気自動車(EV)の開発において、ソフトウエアがクルマの価値を決めるSDV(ソフトウエア・デファインド・ビークル)の時代が到来している。その競争領域は、車載OS(基本ソフト)だけでなく、自動運転、生成AIなど多岐にわたる。日本勢がソフト開発競争で米中勢に敗れれば、没落した家電メーカーと同じ道を歩むことになりかねない。日系企業はどうすればSDVの時代に生き残ることができるのか。特集『車載ソフト大戦争』では、課題と勝ち筋に迫る。(ダイヤモンド編集部 宮井貴之)

#1 3月17日(月)配信
トヨタ、ホンダ、日産はSDV時代に生き残れるか?車載ソフト開発の「世界メーカー勢力図」を大公開!

車載ソフト大戦争#1Photo:NurPhoto/gettyimages

 トヨタ自動車の車載OS「アリーン」に続き、ホンダが今年1月に「アシモ」を発表した。2026年に販売する新型モデルに実装する計画だ。日本勢はSDVで先行する中国BYDや米テスラに追い付き、覇権を握ることができるのか。業界の勢力図を明らかにするとともに、トヨタとホンダの「勝ち筋」に迫る。

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#2 3月21日(金)配信
経産省が“国産EV・SDVで世界シェア3割”を目指して立ち上げた「モビリティDXプラットフォーム」、野望の行方は?

車載ソフト大戦争#2Photo:Jason marz/gettyimages

 経済産業省と国土交通省は車載ソフトウエアの開発などで産官学の連携を促すコミュニティー「モビリティDXプラットフォーム」を立ち上げた。完成車メーカーとスタートアップの連携を後押ししたり、生成AIや車載向け半導体の共通化を促したりして、SDV開発を後押しするのが狙い。ただ、大手メーカーによってクルマ造りに対する考え方は異なり、足並みをそろえるのは容易ではない。

>>3月21日(金)配信

#3 3月25日(火)配信
トヨタとホンダが「ソフトウエア人材」争奪戦!大手自動車メーカーはどうやってIT技術者を採用しているのか

車載ソフト大戦争#3Photo:d3sign/gettyimages

 ソフトウエアの質がクルマの競争力を左右する時代となった今、大手自動車各社は高度なIT人材を囲い込もうと躍起になっている。米アップルや米グーグルなど大手IT企業に給与面で見劣りする中、どうやって人材を獲得すればいいのか。採用の実態に迫る。

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#4 3月27日(木)配信
自動車部品サプライヤーの再編は「SDVの浸透」が引き金に!コンサルティング会社EYが業界の未来図を大胆予想

車載ソフト大戦争#4Photo:picture alliance/gettyimages

 次世代EV開発において、淘汰されるのは内燃機関の部品だけではない。クルマ造りに対する考え方の変化や異業種からの参入などにより自動車サプライチェーンの構造が大きく変わる中、今後再編が進む業種をコンサルティング会社EYのコンサルタントが大胆予想。中堅サプライヤーが生き残るための策を明らかにする。

>>3月27日(木)配信

#5 3月28日(金)配信
低コストで完全自動運転を実現するシステム「E2E」で注目!AI開発ベンチャー「チューリング」の実力とは

車載ソフト大戦争#5Photo:XH4D/gettyimages

 カメラで取得したデータを基に、AIが状況判断、運転操作まで全て担う自動運転システム「End-to-End(E2E)」を手掛けるのがチューリングだ。米テスラが同様の技術を採用しているほか、中国勢も開発に乗り出すなど、自動運転の領域において主流になりつつある。業界が注目するE2Eの優位性とチューリングの実力を解明する。

>>3月28日(金)配信

#6~
Coming soon

Key Visual by Kaoru Kurata, Kanako Onda

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