コーヒーにつながる
“入り口”の商品にも注力
二つ目が、カフェラテをはじめとしたアレンジドリンクやフードなど、より多くの人がコーヒーにつながる“入り口”となる商品に力を入れていること。
さらに三つ目が、フレンドリーな接客を核とするホスピタリティーと、担い手である人材を何より大事にしていることだ。
その根底にはコーヒービジネスを始めるに当たっての大塚氏の原体験がある。「役者人生がうまくいかず精神的に参っていたとき、毎日のように通っていたのが家の近所のスターバックス(コーヒー)でした」(大塚氏)。店員と会話をするひとときが、人生の救いになったという。

「コーヒーのクオリティーを窮めていくのは当然ながら、提供するコーヒーを広く親しんでいただくための大前提にあるのが、ホスピタリティーの向上だと考えています」と語る。人材教育法についても、大のサッカーファンを自称する大塚流で、スポーツにおけるトレーニングやチームビルディングの手法も参考に刷新していく計画だ。
「欧州サッカーリーグに例えるならば、1部、2部、どのリーグ、どの位置にいるかで戦い方も変わってきます」とし、今後は上位のチームに挑みつつ、追い上げてくる新たなプレーヤーとも切磋琢磨していくフェーズが到来していると意気込む。
24年末には昭和信金の推薦を受け、信金キャピタルから8000万円の投資を受けた。業界からも注目を集める同社の今後の躍進に期待したい。
(「しんきん経営情報」2025年4月号掲載)
従業員数:490人(役員、アルバイト含む)
売上高:21億円(2024年度5月期)
所在地:東京都渋谷区恵比寿1‐6‐6 斎藤ビル1階
電話:03‐6455‐6965
URL:sarutahiko.jp