「今年前半はさっぱりうまくいかなかった。でも連休を機に強運を呼び込みたい」
そんなあなたを強力に救ってくれそうなのが、「本当に運が良くなった」「毎日癒されている」「心があったかくなった」と話題の『1日1分見るだけで願いが叶う!ふくふく開運絵馬』だ。
★出雲大社、神田明神、東京大神宮、伊勢神宮崇敬会で展示中の【百年開運大絵馬】を特別収録
★天然の木曽檜(樹齢300年、年20万本限定希少材)に絵馬師が命を吹き込んだ「全71絵馬」初公開
★史上初!「神道文化賞」受賞・絵馬師が描いた【開運絵馬】の本
金運・仕事運・恋愛&結婚運・長生き健康運・人間関係運も御利益ザックザック。見るだけで木に宿る神のパワーが奇跡を起こしてくれるかもしれない。
では、絵馬師から大きなターニングポイントとなるGWのスーパー運気を誰よりも早くインストールできる、とっておきの“裏技”を紹介してもらおう。

「ガネーシャ様」の開運パワーとは?
拙著『1日1分見るだけで願いが叶う!ふくふく開運絵馬』には、インドの神様である「ガネーシャ様」の絵馬が収録されています。

絵馬師である私が、なぜガネーシャ様を描いたのか?
それは、大らかなインドの神様らしいエピソードがあることと、多くのインド人に愛されている神様だからです。
私も日本全国の神社で多くの絵馬を描いてきましたが、普段、このような海外からの神様の絵馬を描くことはあまりありません。
ただ、この経験はとても新鮮で楽しかったです。
この絵馬を描いているうちに、少しずつガネーシャ様が好きになり、絵馬以外にも色紙絵を描いたのですが、これが不思議。この絵を飾った途端に、臨時収入が続いたのです。
この瞬間、「すごい力を持った神様なんだ」と思いました。
秘仏「聖天様」の正体
日本の密教において、ガネーシャ様をルーツとして祀られている神様が「聖天(歓喜天)」様です。
聖天様は神社の神様ではなく、お寺で大切にされている神様です。
聖天様は、私が描いたインドのガネーシャ様とは「存在のあり方」が少し違います。
聖天様は「秘仏」です。まず聖天様を祀る特別な行者以外は、その像の姿自体を私たち一般崇敬者が目で見ることはできません。きちんと修行した者でないと、ご本像を直接見ることはできません。とても厳しい神様と言われています。
聖天様は気軽に絵に描くこともできません。それくらい秘仏なのです。十一面観音の化身でもあります。
お姿は、ルーツではあるけれども、ガネーシャ様とはまた少し違っているようです。
ガネーシャ様はあくまでインドの神様。庶民にも愛されている神様です。
インドでは商売繁盛を祈願し、商店など店先にたくさん飾られています。
インドから伝承されて、日本に着いたら、日本人の国民性の真面目な部分が影響したのかもしれません。
そして、日本でも、聖天様は、お寺の崇敬者だけでなく、ファンの方々がいらっしゃいます。なぜこれほどまでに秘仏かつ愛されているかというと、この世のどんな現世利益もすべて叶えてくださるという、すごい法力をお持ちであるからといわれています。
聖天様は日本の密教の秘仏でその法力は強大なので、祈祷はきちんと修行をした聖天行者しか対処できません。
ですから、聖天様を祀るお寺に行き、行者さんに代わりに浴油祈祷(よくゆきとう)をしていただくことになります。
現世利益をすべて叶えてくださるといわれている聖天様ですが、その反面、とても厳しい神様といわれています。聖天様とは心から真剣に向き合い、受けたお札などに向かって読経や毎日のお世話に心を込めなくてはなりません。
きちんとルールに則ってお祀りすれば、現世利益のすべてを叶えてくださるという聖天様。
しかし、そのルールはとても厳しいもので、きちんと答えないと願いは叶いません。
それができない人は、聖天様にはお寺でお供えだけをして、そっと手を合わせるだけにしましょう。それだけでも大きな利益をいただける神様です。
【意外】秘仏「聖天様」の大好物とは?
しかし、こんなに厳しいイメージがある聖天様ですが、意外なことに「大根」がお好きです。東京・浅草の待乳山聖天(まつちやましょうでん)に行くと、お供えする大根が山盛りになっていて、とても癒されます。
お参りする人たちを見ると、聖天様にとても親しみを感じているようでした。
大根をお供えした方は、お下がりとして一人1本大根を持ち帰ることもできます。
すごくそこがガネーシャ様と通じますよね。
お茶目で、なんだかほっこりしてしまいます。
(本稿は『1日1分見るだけで願いが叶う! ふくふく開運絵馬』の著者による特別投稿です)