ランキング日本大学の学生はどこに就職しているのか?

近年の就活市場は「売り手市場」と呼ばれ、就職率が過去最高レベルに達しており、就活の早期化も進んでいる。そんな中で就活をした主要大学の学生は、どのような企業・団体を選んだのか。国公立・私立主要27大学別の2024年就職先ランキングを作成した。第10弾は、日本大学の就職先をお届けする。(文/ダイヤモンド・ライフ編集部、データ提供/大学通信)

2023年は建設系が上位
24年はどうなった?

 日本大学は、16学部86学科、短期大学部3学科、通信教育部4学部、大学院19研究科、2つの独立研究科を擁する日本最大級の総合大学だ。

 文系・理系だけでなく、芸術系や医療系など幅広い分野を網羅している点が特徴である。建築・土木、法学、芸術分野などに強みを持ち、各業界との連携も深い。

 全国にキャンパスを展開し、学生数(学部・通信教育部)は約7万4000人と非常に多く、多様な価値観や進路が共存する環境が整っている。

 資格取得支援や就職サポートも充実しており、大手企業から専門職まで就職先も多様だ。

 2023年の日本大学の就職ランキングを振り返ると、1位は大和ハウス工業、2位はシステナ、3位は大成建設、4位は富士ソフト、5位は積水ハウスで、特に建設系が上位に来ていた。

 24年のランキングでは、こうした傾向に変化があったのだろうか。