わが子が伸びる中高一貫校&塾 2026年入試直前版#2Photo:PIXTA

大学受験と違い、中学受験は「親の試験」と言っても過言ではない。それは、単に子どもの学力だけでなく、親がどれだけ正しく準備を整えられるかで結果が大きく変わるからだ。子どもの睡眠や食事、声かけ、試験後の気持ちの切り替え術…これらを誤れば、どんなに勉強してきても合格は遠ざかる。そこで、特集『わが子が伸びる中高一貫校&塾 2026年入試直前版』の#2では、わが子を合格に導くための親の完全サポートガイドをお届けする。(篠原塾塾長・受験戦略家 篠原 好)

中学受験で志望校合格をした
家庭には“共通点”がある

 筆者は、塾生の偏差値を短期間に爆上げさせることで、東京大学や京都大学、早慶といった難関大学に合格させることを得意としています。塾生の中には中高一貫校生も多数在籍しており、また、その前段階である中学受験の学習法についても受験戦略家としてアドバイスをしています。

 中学受験の本番が100日余りに迫った今、試験直前なのに「何をすべきか分からない」と不安になっていませんか?実は、筆者が見てきた中学受験に成功した家庭には共通の行動パターンがあります。

 今回は、これから中学受験を控えている子どもがいる保護者の方に向けて、

・なぜ「伸ばす」勉強を直前期にしてはいけないのか?
・中学受験を控えた親の「黄金ルール」3選
・試験までの具体的な行動タイムライン
・合格を近づける声かけ&NGフレーズ
・合格点を確実に取る過去問の解き方&復習法
・トラブルをゼロにする当日の持ち物リスト

 など、チェックリスト付きで紹介します。

 中学受験直前期、「このままの勉強で本当に大丈夫なのか」「親として、どこまで口を出すべきなのか」――。そんな不安を抱えたままで、わが子と向き合っても、良い結果にはつながりません。

 繰り返しますが、合格した家庭には共通点があります。それは、親が“勉強以外”の部分をいかにうまくマネジメントしたかです。睡眠や食事、声かけ一つで、同じ実力でも結果は大きく変わります。私がこれまで数々の難関校合格者を送り出してきた中で、親御さんが「知っていたかどうか」だけで合否が分かれたケースは数え切れません。

 本稿を読むだけで、本来、学習塾で数万円払ってやっと得られるような情報が全て手に入りますので、今後の迷いが「ゼロ」になります。ぜひ、最後まで読んでください。