小林智将さん(聖光学院卒)が
発明した間違い直しノート

 現代文の勉強法は、林修先生の授業が中心です。

 年に4~5回くらいしかないのですが、ここで国語の神髄を知ったような気がします。

 鉄緑会でも年に数回不定期の現代文ゼミがあり、こちらも受講しました。学校の現代文の先生の添削がとても丁寧で助かりました。

 古典は『つながる・まとまる古文単語500plus』を使って、単語学習だけ意識して行いました。あとは、学校の授業が中心です。

 特に、漢文の先生が手作りしてくれた問題集がとても質が良かったですね。古典文法については、中学の間で何回も繰り返したので、高校になってから新規事項を学ぶようなこともなく、スムーズに進みました。

 数学は、中1から鉄緑会のお世話に。間違い直しノートという、間違えた理由やポイントをまとめる復習用のオリジナルノートを作って、鉄緑会の教材を完璧にすることを意識しました。

間違い直しノート同書より転載 拡大画像表示

 高校になっても方針は変わらず、市販の教材には手を出していません。

 鉄緑会の教材だけで膨大な量があり、それらをすべて終わらせるのは難しいと感じていましたし、何よりも、鉄緑会の教材を十分やりこめば、ライバルとも大きな差をつけられると確信があったからです。

本質を理解しないと
いくら暗記しても無駄

 理科は物理と化学を選択。物理は高2までノータッチで、私は学校の授業に遅れをとっていたので、鉄緑会の教材や宿題で勉強しました。

 化学は、学校の先生の授業の進みが早く、そちらの勉強である程度カバーできました。とにかく難しい問題ばかりで、時間も足りないし、本質を理解していないとそもそも解けないし、と化学の地力を鍛えられました。