ダイヤモンド編集部厳選 必読!今週のニュース3本Photo:Patricia Marroquin/gettyimages, PIXTA

J-STARは、中堅・中小企業を投資対象とするミッド・スモールPEファンドの雄として業界内でも一目置かれています。ところが、その名門ファンドで今年、前代未聞の投資崩壊劇が起こっていました。炎上案件は、医療系スタートアップのMTU。買収完了からわずか1カ月後、J-STARはMTUの原拓也社長を「重大な疑義」により電撃解任。その背景にある“衝撃疑惑”がダイヤモンド編集部の取材で判明しました。本稿では、買収後に明らかになったMTUの事業実態や不正行為に関する疑惑の数々を、投資責任者が周囲に明かした内容とともに公開します。『必読!今週のニュース3本』では、本記事に加え、『ジップエア社長に聞く急成長できた理由』と『ファミマ細見社長がトライアルGO対策に強気発言』の3本を紹介します。(ダイヤモンド編集部)

【スクープ】名門PEファンド「J-STAR」が医療系スタートアップのMTU買収で大失態!社長の原拓也氏を「重大な疑義」で電撃解任、その“衝撃疑惑”が判明

金融インサイド#5

 J-STARは、中堅・中小企業を投資対象とするミッド・スモールPEファンドの雄として業界内でも一目置かれている。ところが、その名門ファンドで今年、前代未聞の投資崩壊劇が起こっていた。炎上案件は、医療系スタートアップのMTUである。買収完了からわずか1カ月後、J-STARはMTUの原拓也社長を「重大な疑義」により電撃解任。その背景にある“衝撃疑惑”がダイヤモンド編集部の取材で判明した。長期連載『金融インサイド』内の特集『J-STAR崩壊 スタートアップ投資の罠』では複数回にわたり、名門ファンドが犯した“大失態”の全貌を追う。初回の本稿では、買収後に明らかになったMTUの事業実態や不正行為に関する疑惑の数々を、投資責任者が周囲に明かした内容とともに公開する。 >>記事を読む

ジップエア西田社長に聞く、成功しないと言われた中長距離LCCで急成長できた理由「いつかはニューヨーク便を飛ばしたい」

ANA JAL危機 過去最高業績の裏側#5

「中長距離LCCは成功しない」――その常識を打ち破ったのが、日本航空(JAL)傘下のZIPAIR Tokyo(ジップエア)だ。同社は欧州で撤退が相次いだビジネスモデルを、うまく日本・アジア・北米間で転用。2025年3月期の業績ではJALを上回る収益性を実現している。急成長を支える突破口はどこにあったのか。そして次に狙う新たな就航都市とは。特集『ANA JAL危機 過去最高業績の裏側』#5では、ジップエアの成長戦略を西田真吾社長が語った。 >>記事を読む

ファミマ細見社長「迎え撃つ準備はしている」トライアルGO・まいばすけっと対策に強気発言、新規事業で想定外に売れた高額商品とは?

揺らぐコンビニ3強 トライアルGOの衝撃#5

 ファミリーマートは、1990年代に「裏原宿系ファッション」の火付け役となったクリエーターを起用し、マーケティングやサイネージ事業の強化に取り組むなど、新たな戦略を進めている。一方で、ディスカウント業態を展開するトライアルホールディングスが、11月から東京都内でコンビニ業態「トライアルGO」の出店を開始するほか、イオン系の小型スーパー「まいばすけっと」も出店を加速させている。競争激化が進む中で、同社はどう変わろうとしているのか。特集『揺らぐコンビニ3強 トライアルGOの衝撃』#5では、陣頭指揮を執る細見研介社長に話を聞いた。 >>記事を読む

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