ウォーキング中のシニア女性写真はイメージです Photo:PIXTA

ランニングを頑張れば痩せると思っていないだろうか。実は、キツい有酸素運動はかえって脂肪が燃えづらい。効率的なダイエットのためには、運動の強度や順番といったトレーニングの科学的な正解を知っておく必要がある。トップアスリートも指導する一流トレーナーが、痩せる有酸素運動と筋トレのやり方を指南。※本稿は、トレーナーの中野ジェームズ修一『痩せる!パーソナリティトレーニング:成功も挫折も人格がすべて』(小学館クリエイティブ)の一部を抜粋・編集したものです。

専門知識を使わずに
ゲーム感覚でカロリー計算

 数値が大好きなデータ優位型(編集部注/筆者はパーソナリティを5パターンに分類。「会話をする際、あまり感情的にならない」、「旅行などの前にはしっかり計画を立てる」などの特徴を持つ人は、データ優位型に該当)。食事のコントロールも、カロリーや栄養バランスをデータで管理する方法が向いています。

 とはいえ、カロリー計算をするには管理栄養士や栄養士といった専門家レベルの知識が必要。そこで活用したいのが『あすけん』や『カロミル』といったダイエットアプリです。

 これらのアプリは毎食の内容をポチポチと入力するだけで、摂取カロリーや栄養素のバランス、エネルギーや栄養の過不足など、あらゆる数値を算出してくれます。

 また、食事に限らず、運動や体の状態も併せて記録可能。トータルで健康をサポートしてくれます。

 アプリに記録さえすれば、「何を食べればいいのか」「何を避ければいいのか」が明確になるので、あとは自分で微調整すればOK。細かい数値合わせはまさに、データ優位型の人の得意とするところ。ゲーム感覚で取り組めます。