数々のインターンシップを経て
本当に学ぶべきこととは何か?
最後に印象に残るフィードバックと、親子それぞれに企業への要望を挙げてもらった。
親子ともに就活の長期化に伴い学業との兼ね合いを心配する声が多く、同時にさらなる情報開示を求める声が多く寄せられた。
「インターンシップ(※)では、最後に結論だけ聞かされることが多い。しかし本来ならば、どうしてそう感じたのか、どのような行動を見て判断したのかについて、事実ベースで話ができるのがベスト。企業側にも努力が必要です」
不本意なことを言われたとしても、改善点が分かったのだと前向きに捉える姿勢が求められている。
「指摘自体をありがたいという気持ちを持ちたい。改善点を認識し、次に臨むためのPDCAサイクルを回せるようになるためにインターンシップがあるのです」
大切なのは、対話と質問だ。
「就活は自己アピールにばかり意識がいきがちですが、大切なのは相手との対話。質問を重ねるほど、お互いの本質が見えてきます」
アンケート概要
ダイヤモンド社「ダイヤモンド・オンライン」ユーザーへの「お子さんの就職に関するアンケート」、ダイヤモンド・ヒューマンリソース(ダイヤモンド就活ナビ)会員への「就職に関するアンケート」(共に2025年9月22日~10月10日実施)より。就活生の子がいる親(保護者)世代と、大学1年生から大学院2年生(就活生)までが対象
【回答者属性】
●親世代 有効回答数:161件(男性=68.32%、女性=29.19%、未回答=2.48%)。年代:30代=1.24%、40代=18.01%、50代=52.8%、60代以上=27.95%
●子世代 有効回答数:99件(男性=48.48%、女性=49.49%、未回答=2.02%)。学年:大学1年=2.02%、大学2年=4.04%、大学3年=32.32%、大学4年=30.30%、大学院1年=22.22%、大学院2年=9.09%











