ダイハツ「ムーヴ」
もう1モデル、9月に試乗レポートをお届けしたダイハツ ムーヴも10ベストカーに選出されています。
軽ハイトワゴンといえば後席用のドアはヒンジ式が主流ですが、ムーヴはスーパーハイトワゴンに匹敵する利便性を提供するためにスライドドアを採用しています。
子育て世代や、年配の親と一緒に出かける機会が多い人だと、スライドドアを採用した軽自動車はとても使い勝手がよくて便利です。私自身、親が高齢なのでスライドドア車の購入を考えることもありますからね。
ホンダ N-BOXが登場した2011年以降、さらに車高が高いスーパーハイトワゴンが軽自動車市場を席巻していますが、ハイトワゴンにもスライドドアが搭載できるようになったことで、再びハイトワゴンへの注目が高まるはずです。
軽自動車で唯一10ベストカーに選出されたムーヴ(写真:日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会)
連載で取り上げていない10ベストカーは、もしかして来年……?
というわけで、今年本連載で取り上げたモデルのうち、2025年のCOTYで賞を受賞したモデルを中心に振り返ってみました。しかし10ベストカーには、まだ本企画で取り上げていない魅力的なクルマがあります。
スズキ e ビターラはプロトタイプに試乗する機会がありました。軽自動車を中心に販売するスズキが送り出す初のBEVは、軽はもちろん、普通車からの乗り換えでも違和感なく受け入れられる自然な乗り味が秀逸!
日産 リーフにはまだ乗っていませんが、BEVの先駆者であるリーフが、多くのライバルたちとどのように差別化を図っているのか興味があります。そしてプジョーの3008も機会があったら本企画で取り上げたいですね。
以上、連載とリンクしながら2025年のCOTY 10ベストカーを振り返ってみました。2026年も「フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える」をよろしくお願いいたします!
(AD高橋)







