電機、自動車、半導体…
技術立国を支える東科大
東科大の「就職先企業・団体」ランキングでは、1位が日立製作所と三菱重工業、3位が野村総合研究所、4位が富士通、5位が日産自動車だった。
トップの日立製作所と三菱重工業は就職者数25人で並んだ。いずれも日本を代表する総合技術企業で、エネルギー、インフラ、防衛、デジタルといった社会的インパクトの大きい分野を担っている点が共通する。
上位は電機、自動車、IT、半導体といった分野の大手企業が中心で、東科大が日本の産業技術を支える理工系人材の中核的な供給源であることが分かる。研究開発力と技術力を重視する大学の教育・研究特性が、就職先にそのまま反映されている。
理工系大学でありながら、システムコンサルティングやITを軸としたシンクタンク的機能を持つ野村総合研究所が3位に入った点は特徴的だ。研究職にとどまらず、技術を社会実装やビジネスに結びつける役割を担う進路も有力な選択肢となっている。
4位に日産自動車が入り、6位にトヨタ自動車、7位に本田技研工業が続いた。大手自動車メーカーが複数ランクインしており、モビリティ分野における電動化、ソフトウェア化、知能化の進展を背景に理工系人材の需要が一段と高まっている現状を反映している。
また、電機・IT系では富士通、NEC、NTTデータ、富士フイルムなどが入り、情報通信、デジタル、素材・デバイス分野まで幅広い進路が確保されている。
マイクロンメモリジャパン、ソニーセミコンダクタソリューションズ、東京エレクトロン、ディスコといった半導体関連企業もランクイン。日本の半導体産業において、東科大の技術人材が重要な役割を果たしていることがうかがえる。
鹿島建設や日建設計といった建設・設計分野の企業も名を連ね、社会インフラを支える企業にも進んでいる。
*この記事は、株式会社大学通信の提供データを基に作成しています。
2025年春の大学別の主な就職先。上位20位以内の企業・団体を掲載。就職先名称は原則としてアンケート調査時点の各大学の回答による。大学により、一部の学部・研究科を含まない場合がある。大学院修了者を含む。東京科学大は理工学系のみの人数(調査/大学通信)









