阪大は三菱グループが2トップ
神大は医療、金融が人気
阪大の「就職先企業・団体」ランキングでは、1位が三菱電機、2位が三菱重工業、3位は大阪ガスとトヨタ自動車が並び、5位は日立製作所だった。
上位には重電・重工、自動車などの製造業に加え、大阪ガスや関西電力といったエネルギーインフラ企業が並んでいる。設備投資や技術の蓄積、人材の厚みを武器とする重厚長大型の企業の存在感が強いことが分かる。その中でも三菱グループの強さが際立つ。
一方、ITやコンサルティング企業は、NTTデータ、富士通、NTTドコモ、アクセンチュア、野村総合研究所といった企業が中位から上位に位置している。製造業やインフラ企業を支える存在として、安定した評価を得ている構図が見て取れる。
パナソニック、ダイキン工業、村田製作所、住友電気工業、東レといった関西発祥の電機・電子部品、素材メーカーが幅広くランクインしている点も特徴的だ。完成品メーカーだけでなく、部品や素材といったサプライチェーン全体が評価の対象となっていることを示している。
金融分野では、三井住友銀行や三菱UFJ銀行が上位に入り、証券よりも銀行の存在感が相対的に強い。
神大のランキングでは、1位が神大医学部附属病院、2位が三菱重工業、3位は三井住友銀行と三井住友信託銀行が並び、5位はクボタだった。
阪大医学部附属病院もランクインしており、神大が医学・医療分野で高い評価を受けていることが分かる。阪大と同様、関西圏に本社・主要拠点を持つ企業や自治体との結び付きの強さもうかがえる。
阪神間に重工業や製造業の拠点が集積してきた歴史があり、三菱重工業、クボタ、川崎重工業、大林組といった重工、建設、製造業の大手企業が並ぶ。理工系人材を中心に、日本の基幹産業を支える企業が安定した就職先となっている様子が分かる。
金融分野では、三井住友銀行、三井住友信託銀行、三菱UFJ銀行、日本生命保険が上位に入り、銀行・保険の存在感が際立つ。富士通、NEC、NTTドコモ、NTTデータといったIT・通信系企業、アクセンチュアやアビームコンサルティング、野村総合研究所といったコンサルも一定数ランクインしている。







