ピンチをチャンスに変えた
ノンアルビールで成功する醸造所
実際、ノンアルコールビールによって過去最高の売上高を記録した事例もあります。ホーフブロイハウストラウンシュタイン(Hofbräuhaus Traunstein)という小さな醸造所は、ツヴィックル(Zwickl)と呼ばれる伝統的な無ろ過のビールを、ノンアルコールにしてヒットさせました。
「私たちは、伝統的なツヴィックルと変わらない味わいのノンアルコールビールを造りたかったのです」と説明するのは、醸造責任者のマティアス・ザイラー氏。「私たちの製法の特徴は、多くのメーカーのように後からアルコールを抜くのではなく、最初からアルコールを含まない形で醸造する点にあります」
小規模な醸造所が閉鎖に追い込まれる中、ノンアルコールビールが新たな目玉商品になっています。ビール業界は確かに変わりつつありますが、ピンチをチャンスととらえた企業が成長し続けられるようです。
それにしても、ビールを昼から飲みたい人、私のように甘いソーダが嫌いな人には、ノンアルビールは良い選択肢です。日本では飲み会をする職場が減っているというニュースが多いけれど、ノンアルや時間制限などの新しいルールで飲みニケーションするのは、悪いことではないと思います。








