外食イメージ外食業界はどんな人材を求めているのか?(写真はイメージです) Photo:PIXTA 
*本稿は、現在発売中の紙媒体(雑誌)「息子・娘を入れたい会社2026」の「キーワードで読み解く!注目21業界『最新トレンド』」の拡大版です。

就職活動で大切な業界研究は難しいことではない。自分の将来を考える「地図づくり」のようなものだ。業界環境を知り、社会の仕組みを理解することが、納得のいく就職への第一歩になる。第5回は外食業界を取り上げる。(Diamond WEEKLY事業部 編集チーム)

都市進出、業態拡張
進む「攻めの再拡大」

 外食市場は全体としては伸びているが、コロナ禍前の水準にはまだ完全には戻っていない。ファストフードやインバウンド関連は好調である一方、居酒屋や日本料理などは客数の回復が鈍く、店舗数も減少傾向にある。

 特徴的なのは、人口減少も相まって「客単価は上がるが客数が戻らない」という構造だ。原材料費や人件費の高騰により値上げは不可避であり、各社はコスト削減と同時に、付加価値の向上を迫られている。

 ファミリーレストランではブランドの選別と再編が進み、喫茶業態は成長分野として存在感を高めている。さらに、地方発ブランドの都市進出やM&Aによる業態拡張など、業界全体でダイナミックな再編、「攻めの再拡大」が進んでいる。