国立、私立、理系…
2社で異なる採用傾向
25年のランキングにおいて、アクセンチュアの1位は慶應義塾大、2位は早稲田大、3位は東京大だった。
一方、野村総研の1位は早稲田大、2位は慶應義塾大、3位は東京大で、24年のランキングと同様、早慶・東大がトップ3を独占した。
アクセンチュアは、慶應義塾大が101人、早稲田大が88人と突出しており、この2校だけで約190人を占める。一方、野村総研は早稲田大が68人、慶應義塾大が47人で、アクセンチュアほどの偏重は見られない。
両社の違いは国立大にも表れている。アクセンチュアでは東京大(45人)、京都大(29人)、大阪大(25人)といった旧帝大も一定数採用されているが、その間に私立大が食い込んでいる。
これに対し野村総研は、東京大に加え、京都大(20人)、大阪大(18人)、北海道大(17人)、名古屋大(13人)と旧帝大が上位に来ている。
他に注目すべきは、理系大学の位置づけである。
アクセンチュアでも東京科学大や東京理科大がランクインしているが、人数はそれぞれ18人と限定的である。
一方、野村総研では東京科学大(23人)、東京理科大(17人)、電気通信大(13人)と理系色の強い大学が上位に並んでいる。同社がシステム開発やデータ分析といった領域に強みを持ち、技術的素養を重視していることを示している。
中堅私大の採用状況も、両社で少し異なる。
アクセンチュアでは、MARCHの明治大学(31人)や中央大学(19人)、さらに上智大学などの私立大学出身者が多く上位に入っている。
一方、野村総研では、明治大(17人)は7位に入っているものの、アクセンチュアと比べると私立大学の比率は低く、上位校の顔ぶれに違いが見られる。
*この記事は、株式会社大学通信の提供データを基に作成しています。
【ランキング表の見方】
医科・歯科の単科大等を除く全国765大学に2025年春の就職状況を調査。568大学から得た回答を基にランキングを作成した。上位10位以内の大学を掲載。就職者数にグループ企業を含む場合がある。大学により、一部の学部・研究科、大学院修了者を含まない場合がある。東京大は「東京大学新聞」、京都大は「京都大学新聞」より集計(調査/大学通信)
医科・歯科の単科大等を除く全国765大学に2025年春の就職状況を調査。568大学から得た回答を基にランキングを作成した。上位10位以内の大学を掲載。就職者数にグループ企業を含む場合がある。大学により、一部の学部・研究科、大学院修了者を含まない場合がある。東京大は「東京大学新聞」、京都大は「京都大学新聞」より集計(調査/大学通信)









