tech market concentration:
テック株市場集中

ニューヨーク株式市場で「テック株市場集中(tech market concentration)」が一段と進む見通しだ。歴史的に見て異例な水準にまで。
人工知能(AI)時代の到来を追い風にして、今年中に大型の新規株式公開(IPO)が相次ぐからだ。起業家イーロン・マスク氏が率いる米宇宙企業スペースX(AI企業xAIの親会社)のほか、AIスタートアップの米オープンAIと米アンソロピックの両社がIPOを計画している。
スペースX、オープンAI、アンソロピック各社のIPOは「メガIPO」と呼ばれるほど巨大であり、IPO後の株式時価総額(market cap)はそれぞれ1兆ドル(約160兆円)の大台に乗せそうだ。スペースXの目標は1兆8000億ドル(約290兆円)といわれる。
株式市場全体に占めるテック株の比率(weighting)はすでに突出している。
米通信社ブルームバーグの試算によれば、テック株全体の時価総額を合計すると、主要500社を網羅する米S&P500種の44%を占める。テック株の中心は「マグニフィセント7(マグ7)」と呼ばれる上位7社だ。
米金融大手バンク・オブ・アメリカ(BofA)の投資ストラテジスト、マイケル・ハートネット氏は5月下旬に投資家向け調査レポートを出し、「メガIPOによって市場集中度は44%から48%へ上昇する」と予測した(加「フィナンシャル・ポスト」より引用)。







