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有名大学群以外で京都を拠点にするエスカレーター6校のうち、経営面で頭一つ抜けているのが京都橘学園だ。独走はここから先も続くのか。連載『教育・受験 最前線』では、連載内特集『エスカレーター校 クライシス2』をお届けする。#28では、京都を拠点にエスカレーター校を運営する6学校法人についてダイヤモンド編集部独自の「裏成績表」を公開する。(ダイヤモンド編集部副編集長 臼井真粧美)
共学化と撤退が相次ぎ
激変する京都の学校地図
京都の学校地図が目下、激変している。
海星女子学院は2024年度から神戸海星女子学院大学の入学者募集を停止し、高校までのエスカレーター校になる。ノートルダム女学院はエスカレーター校の運営そのものから撤退する。京都ノートルダム女子大学の入学者募集を26年度に停止し、小学校、中学校、高校については地元で洛星中学校・高等学校を運営するヴィアトール学園へ同年度に事業譲渡した。さらに佛教教育学園は京都華頂大学と華頂短期大学について27年度以降の入学者募集を停止し、高校は27年度から共学化する。
同志社は関西全体でもトップに立つ私立エスカレーター校であるが、沖縄県名護市辺野古沖で修学旅行中の同志社国際高等学校の女子生徒が小型船の転覆で死亡した事故により、これまでのトップブランドとしての地位が揺らぎかねない状況にある。
人口の多い大都市圏であっても、「関関同立」「産近甲龍」といった有名大学群以外のエスカレーター校の置かれる環境が厳しいのは、大阪と同様だ(本特集#27『大阪の有名大学群“以外の”エスカレーター14校は赤字だらけ、「裏成績表」で一目瞭然【大阪医科薬科・大阪国際・大阪産業・大阪信愛・大阪大谷・関西福祉・大阪人間科学・四條畷・四天王寺・大阪総合保育・相愛・帝塚山学院・大阪体育・羽衣】』参照)。
また、首都圏に続いて関西でも中高一貫校の共学化がブームで、女子大離れもあり、エスカレーター校全体の共学化が進んでいる。トレンドを取り込んで生き残りを図るか、学校淘汰時代突入を受けて大学運営からの撤退なり縮小にかじを切るか、各校がせきを切ったように決断を下している。
ダイヤモンド編集部では、エスカレーター校を運営する学校法人を対象に、経営データを軸に5項目を5段階で評価する独自の「裏成績表」を作成した。今回は、京都を拠点にエスカレーター校を展開する6学校法人に焦点を当てた。
次ページでは、京都橘学園(京都橘大学)、京都文教学園(京都文教大学)、光華学園(京都光華大学)、真宗大谷学園(大谷大学)、永守学園(京都先端科学大学)、花園学園(花園大学)の裏成績表を公開する(かっこ内は運営する大学名)。頭一つ抜けているのは京都橘学園。独走はここから先も続くのか。
なお、関関同立、産近甲龍、京都を拠点に女子大を擁するエスカレーター校は、それぞれ本特集#6、#18、#20で裏成績表を公開している。







