管理頑張るマンションランキング2026#2Photo:PIXTA

外からでは見えにくい「マンション管理の改善度」に着目した恒例ランキングである「管理頑張るマンションランキング」。連載『マンション羅針盤』内特集『管理頑張るマンションランキング2026』の#2では、東京編296物件をお届けする。マンションの最大市場である東京だが、改善度ランキングではじつは新築・築浅のみならず築古物件が大健闘。あなたのお住まいのマンションや買いたいマンションを探してみてほしい。(ダイヤモンド編集部 鈴木洋子)

管理を頑張ったマンションは東京のどこにある?
上位マンションに見えた明確な共通点とは

 マンション管理は、一度素晴らしい管理計画を作ればそれで全てが解決するわけではない。その計画を守り続け、日々のマンション設備や管理組合の財政の状況の変化を踏まえて見直すなど、息の長い継続的な取り組みがあってこそ、高い水準を維持できる。また、一度取得した評価に満足せず、意識的に改善を行う努力がなければ評価ポイントを伸ばすことはできない。つまり、評価ポイントの改善率が高いマンションこそ管理への意識が高いマンションであるといえるのだ。

 恒例特集である「管理頑張るランキング」。今回も業界団体であるマンション管理業協会の「マンション管理適正評価制度」(以下、評価制度)をベースとしたランキングをお届けしよう。評価制度では管理体制、建築設備、管理組合収支、耐震診断、生活関連の五つの大項目別全30項目でマンションの管理状態について得点制で評価が行われ、総合得点を踏まえて星五つから星なしまでの6段階評価がなされる。

 本ランキングでは「評価ポイントの改善率」に注目。前回特集の2025年3月中旬時点の数値と今回26年6月時点に取得した各マンションの評価ポイントを比較、変化率を調べた。今回の東京ランキングでは改善率2%以上、最新数値が90~100点で「特に優れている」とされる五つ星評価のマンションを抽出し、改善率の高い順に並べてある。

 評価制度とほぼ同様の国の制度である「管理計画認定制度」(詳細は特集『マンション管理 天国と地獄』#4『マンション管理「評価格付け」4月開始で何が変わる?国交省&業界団体の両制度を最速解説』を参照)で認定を取得しているマンションは、ランキング末尾にマークを付けている。また、最近採用マンションが増えている、管理組合に理事会を置かずに外部に業務委託する外部管理者方式(詳細は本連載第5回『マンション管理を丸投げできる「外部管理者方式」に企業の参入が3割増!リスクや誤解は?向いてない物件は?プロが“中の人目線”で徹底解説!』参照)も末尾に印で示した。

 マンションの最大市場である東京だが、上位に輝いたマンションにはある共通点が見受けられる。そして、新築や築浅ほど有利となる設計にもかかわらず、上位には築20年超えのマンションが多数集まるという驚くべき結果となった。早速次ページからランキングを見ていこう。