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「オーナー企業大国」の日本において、最強のオーナー企業は――。ファミリービジネス白書企画編集委員会の協力を得て、上場オーナー企業「1885社」の「時価総額」および直近本決算の「売上高」「営業利益率」「総資産事業利益率(ROA)」「自己資本比率」「流動比率」を偏差値化してランキングを作成した。特集『オーナー企業「上場1885社」全序列【2026年版】』の#14では、不動産67社のランキングをお届けする。6位にサンフロンティア不動産、3位にパーク24が入った。果たして1位に輝いたのは?(ダイヤモンド編集部 大日結貴)
カーシェア事業で成功を収めたパーク24
個人情報漏えいで問われるガバナンス
不動産に分類される時間貸駐車場「タイムズパーキング」やカーシェア「タイムズカー」を展開するパーク24。同社は創業家の西川家が約17%の株式を保有し、創業者の息子である西川光一社長が率いるオーナー企業だ。
2009年に参入したカーシェア事業では、ステーション数は3万カ所を数え、競合である三井のカーシェアやオリックスカーシェアを圧倒している。躍進の背景に、駐車場事業で培った地権者とのネットワークだけではなく、積極的な先行投資を断行した創業家の強力なリーダーシップがあったことは間違いない。
一方で、26年9月下旬に同社システムへの不正アクセスが発覚した。退会者を含む会員の個人情報約660万件が流出し、うち約160万件では運転免許証などの本人確認書類の画像データが外部へ漏えいした。既に会員や元会員が集団訴訟を起こす動きも出ており、業績にも影響を与えそうな勢いだ。パーク24は今後、対象となった会員への対応と同時並行で、社内体制の整備やガバナンスを強化が進める必要がある。
そんなパーク24を含む不動産業界のオーナー企業の、最新序列はどうなっているのか。
ダイヤモンド編集部は『ファミリービジネス白書』(白桃書房)を刊行している日本経済大学大学院の後藤俊夫特任教授ら、ファミリービジネス白書企画編集委員会(落合康裕、荒尾正和、西村公志)の協力を得て、全上場企業からオーナー企業を抽出。全1885社を対象に、直近決算の「時価総額」「売上高」「売上高営業利益率」「総資産事業利益率(ROA)」、「自己資本比率」、「流動比率」の六つの指標で分析し、100点満点で得点を付与し、ランキングを作成した。
次ページでは、不動産業界におけるオーナー企業67社のランキングをお届けする。








