Bランクで続伸する「攻玉社」

 東京大学合格実績が順調に伸び、上位校の座を確かなものにしつつある攻玉社(品川区)。受験者数合計の推移を見ると、24年1011人、25年に881人と落ち込み、26年には1202人と大きく跳ね上がっている。Cランクの1日[一般学級1回](26年387人・2.5倍)とBランクの2日[一般学級2回](26年432人・2.5倍)がその中心となる。40人を募集するBランクの5日[特別選抜]にはA(算数)・B(算国)という2つの方式がある。26年に[特別選抜算数1科(I・II)]を[A方式算数1科]に名称変更した。24年77人・3.1倍、25年107人・2.7倍、26年262人・5倍と、この入試回は受験者数も大きく伸びてハードルがだいぶ上がっている。

 ここから取り上げる男子校は、いずれも例年通りの入試を27年も行う。日程ごとに26年の実倍率が大きい順にAランクの難関校を見ておこう。1日は新宿区の早稲田[1回](749人・3.1倍)、練馬区の早稲田大学高等学院(371人・3倍)、新宿区の海城[一般1](494人・2.9倍)、練馬区の武蔵(521人・2.8倍)、荒川区の開成(1175人・2.7倍)、港区の麻布(720人・2倍)、世田谷区の駒場東邦(600人・2倍)と、いずれも2倍以上を維持している。2日の豊島区にある本郷[2回](1284人・2.3倍)、3日の世田谷区にある筑波大学附属駒場(625人・4.1倍)、海城[一般2](1058人・3倍)、4日の早稲田[2回](1003人・4倍)、5日の本郷[3回](518人・12.3倍)と高くなっている。

 Bランクでは、1日の本郷[1回](493人・3倍)、2日の国立市にある桐朋[2回](490人・2.3倍)、2日午後の港区にある高輪[算数午後](241人・2.8倍)、4日の巣鴨[III期](216人・4倍)と港区の芝[2回](783人・3.3倍)があり、Cランクでは1日の桐朋[1回](384人・3.1倍)、芝[1回](485人・2.6倍)と巣鴨[I期](232人・2.6倍)、3日午後の千代田区にある暁星[2回](142人・6.5倍)と並び、中には比較的受けやすいものも見られる。

 大学の系属・付属校は基本的にCランクで、中野区の明治大学付属中野は2日[1回](767人・2.6倍)と4日[2回](530人・5.9倍)、豊島区の立教池袋は2日[一般1回](283人・3倍)と5日[一般2回](167人・8.4倍)、やはり豊島区の学習院は3日の[一般2回](279人・4.7倍)とDランクの2日[一般1回](339人・2.3倍)といった具合にいずれも高倍率を維持している。