適切な車間距離を空けて
事故のリスクを減らすコツ

 情報収集の一助となるのが、NEXCO東日本がインターネット上に公開している「高速道路ヒヤリマップ」です。このサイトでは、同社が管理する高速道路における、事故が起きやすい地点、発生した事故の内容、走行上の注意点などが網羅されています。

高速道路で「ついやりがち」なNG行為…「30万円以下の罰金」「一発免停」の可能性もNEXCO東日本が公開している「高速道路ヒヤリマップ」(出典:NEXCO東日本)
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 情報が見当たらないエリアについては、スマートフォン向けの「交通情報アプリ」を入手し、ドライブ前などにこまめにチェックすれば、自分が通るルートで事故が起きているかどうかを確認できることがあります。

 ここからは、実際に高速道路を走るときの注意点を掘り下げていきます。

 まず大事なのは、十分な車間距離です。

 車間距離が不十分だと、先行車が何らかの理由で急ブレーキをかけたときに対応できず、追突の可能性が高くなります。先行車が車線変更をする前に、左右確認のために減速することもありますが、こうした際も追突に要注意です。

 高速道路が混雑して流れが悪くなっているときだけでなく、クルマがスムーズに流れているときも油断は禁物です。

 ただ、適切とされる車間距離は、速度に応じて変わり、一定ではありません。目測に頼ると、距離感を誤る恐れもあります。

 こうした状況で、適切な車間距離保持に役立つのは「秒数」を目安にする方法です。

 具体的には、高速道路の路肩にある看板・標識・支柱などを目安とし、先行車が目印を通過した時点から、心の中で「いち、に、さん、し」と数えるというもの。NEXCO東日本は、この方法を「車間時間」と呼んで推奨し、「空いているときは約4秒以上、混雑時は約2秒」を目安にするよう呼び掛けています。

高速道路で「ついやりがち」なNG行為…「30万円以下の罰金」「一発免停」の可能性もNEXCO東日本による注意喚起(出典:NEXCO東日本)
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 時速100キロで走行している場合、秒速に換算すると約28メートルですから、この方法を使うと「4秒間で約112メートル」の車間距離を確保できます。クルマの流れが悪く、時速60キロ(秒速約17メートル)で走っている場合は、「2秒間で約34メートル」の車間距離を保つことができます。